育児日記じゃなくて雑記だな

幼稚園年少の長女と、1歳半の次女、二人育児中の専業主婦です。頭の中をだらだら書いています。黒い愚痴の時もあり、ぱっぱらぱーでおっぺけぺーの時もあり、昔を思い出して語っている時もあります。なんのためにもならないブログです。

重版出来

ドラマも見てます。
黒木華さん、いいですね!

この方、どんな役でもできるなーーー!と思います。


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重版出来

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リーガルハイ

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天皇の料理番

画像お借りしました。

ドラマもいいんですが、この度、漫画を借りてきて読みました。


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面白いです。

漫画雑誌の編集部に配属され、漫画家さんたちの戦い、色々な人間模様、営業や印刷のお仕事に関わっていく新入社員の話ですが、主人公に一本筋が通っていて、主人公が育っていくというよりは、主人公によって回りが変化し、その成長に泣かされる、といった形態のお話しです。

1話1話感動させられます。

6巻の最後に、「校閲」のお話がありました。

校閲・・校正紙(ゲラ)が原稿どおりに組まれているかを一文字ずつ追っていく作業。
誤字脱字、内容の統合性を読み、事実確認の資料探し。

おお・・根気のいるお仕事ですね。

本、というか字が好きじゃないと出来ないお仕事でしょうね。

私は本も字も好きですが、何しろ根気がなくてね・・
まあそれは置いときます。


6巻の最後なのですが、校閲の専門会社さんとの絡みがあり、字のお勉強会に主人公が参加します。

漢字って中国産と日本産があるんだよっというお話から。

上に「ご」がつくのが漢語で、「お」がつくのが和語。

「働く」
人が動く。
人のために動く。

日本で作られた和語。


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↑校閲のプロ

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日本の「働く」。
人のために動けば、きっと誰かも自分のために動いてくれて、そうして毎日は動いているんだ。


何だか、、
がんばろーーーー!!
って思えてくるなーーーー!!!




最後に。

校閲のプロのお話。

海外でできた友人の、祖国のお話。



僕の祖父母の国は、19世紀に消滅したんだ。

小さい国だったらしいよ。あっという間に大国に飲み込まれてあとかたもなくなって、移民としてオーストラリアで生き延びたんだ。

僕のアイデンティティーは完全にオーストラリアだし、僕はオーストラリア人だよ。誇りをもってる。

でも時々、すごく寂しくなるんだ。


そう言って彼が唄ってくれた、ばあちゃんから教わったという歌には歌詞がなかった。



この後に和歌が載ってるんですが、何故だかすごく泣けてくるんです。
和歌なんて全然わからないのに。



当たり前すぎて気づいていなかった。
日本語で祖父母と話せる幸運に、自分の住む国がある幸運に。。。

日本語

やまことば
僕を育てた
土地の言葉たち

人のために動いて働く。


日本に帰ろうーーーーーー



日本語
美しくて、優しい。



感動しました。