重版出来
ドラマも見てます。
「働く」
↑校閲のプロ
黒木華さん、いいですね!
この方、どんな役でもできるなーーー!と思います。
重版出来
リーガルハイ
天皇の料理番
画像お借りしました。
ドラマもいいんですが、この度、漫画を借りてきて読みました。
面白いです。
漫画雑誌の編集部に配属され、漫画家さんたちの戦い、色々な人間模様、営業や印刷のお仕事に関わっていく新入社員の話ですが、主人公に一本筋が通っていて、主人公が育っていくというよりは、主人公によって回りが変化し、その成長に泣かされる、といった形態のお話しです。
1話1話感動させられます。
6巻の最後に、「校閲」のお話がありました。
校閲・・校正紙(ゲラ)が原稿どおりに組まれているかを一文字ずつ追っていく作業。
誤字脱字、内容の統合性を読み、事実確認の資料探し。
おお・・根気のいるお仕事ですね。
本、というか字が好きじゃないと出来ないお仕事でしょうね。
私は本も字も好きですが、何しろ根気がなくてね・・
まあそれは置いときます。
6巻の最後なのですが、校閲の専門会社さんとの絡みがあり、字のお勉強会に主人公が参加します。
漢字って中国産と日本産があるんだよっというお話から。
上に「ご」がつくのが漢語で、「お」がつくのが和語。
「働く」
人が動く。
人のために動く。
日本で作られた和語。
↑校閲のプロ
日本の「働く」。
人のために動けば、きっと誰かも自分のために動いてくれて、そうして毎日は動いているんだ。
何だか、、
がんばろーーーー!!
って思えてくるなーーーー!!!
最後に。
校閲のプロのお話。
海外でできた友人の、祖国のお話。
僕の祖父母の国は、19世紀に消滅したんだ。
小さい国だったらしいよ。あっという間に大国に飲み込まれてあとかたもなくなって、移民としてオーストラリアで生き延びたんだ。
僕のアイデンティティーは完全にオーストラリアだし、僕はオーストラリア人だよ。誇りをもってる。
でも時々、すごく寂しくなるんだ。
そう言って彼が唄ってくれた、ばあちゃんから教わったという歌には歌詞がなかった。
この後に和歌が載ってるんですが、何故だかすごく泣けてくるんです。
和歌なんて全然わからないのに。
当たり前すぎて気づいていなかった。
日本語で祖父母と話せる幸運に、自分の住む国がある幸運に。。。
日本語
やまことば
僕を育てた
土地の言葉たち
人のために動いて働く。
日本に帰ろうーーーーーー
日本語
美しくて、優しい。
感動しました。